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「さて、りきだるまも完成したし・・・」

恭介が切りだす。

「なんでやねん」
「まだ何も言ってないのに何でいきなりツッコむんだよ!?」
「ほら・・・僕・・・ツッコミが特徴だからさ・・・フフ・・・」
「・・・そのわりにはツッコミがおざなりすぎるぞ」

ちなみに僕はさっきのショックからまだ立ち直っていなかった。
とりあえずアイデンティティ確保のためにツッコミを入れておく。



_________WARMING SNOW 中編_________


「あーあ」
「理樹が可哀そうだ」
「何で俺を責めるんだよ!?元はと言えば鈴が「特徴がない」とか言ったからだろ!?」
「責任を押し付けている場合じゃないだろう・・・俺に任せろ」

そう言って謙吾が僕の前に立つ。
それを固唾をのんで見守る三人。

「おお・・・ここでロマンチック大統領の本領発揮か・・・」
「いや、エロティック係長だ」
「もしくはカイロプラティック吟遊詩人な」
「・・・いつの間にそこまでランクダウンしたんだ?」

・・・見守っているのだろうか?
というかまた新しい称号ついてるし。

「理樹・・・」
「・・・何?謙吾?」

地面に「の」の字を書きながらぶっきらぼうに答える。
どうせ僕なんて・・・


「お前は・・・オンリーワンだ!!」
「・・・は?」
「・・・だからお前は・・・オンリーワンだ!!」

よ、よくわからない・・・
僕が唖然としていると・・・

「いや、だからな・・・別に大きな特徴なんかなくてもな・・・?お前はお前であって・・・」

今度は説明を始めた。 
いや、言いたいことはわかるけど・・・ 
すごいグダグダだ。

「・・・すまん。どうやらロマンチックが過ぎたようだな」

決め台詞?を残してとぼとぼと3人の所に戻ろうとする謙吾。
その情けない姿に僕は思わず噴き出してしまう。

「ぶっ・・・ははははは!!」

みんなの驚く顔が滑稽だ。
謙吾は僕を励まそうとしてくれたんだ。
それにみんなも「僕」を心配してくれている。
それで・・・十分だ。

「大丈夫か?脳みそが筋肉になったか?」
「いや、それは真人の専売特許だから」
「お!!理樹!!ツッコミにもキレがもどってるじゃねえか!!」
「僕がいなきゃ、このメンバーに誰がツッコむのさ?」
「あたしがいるぞ!!」
「いやいやいや・・・」

そうやってみんなで笑いあう。
やっぱりこうしてみんなといると本当に楽しい。
それでいいじゃないか。
こんなことでいつまでも落ち込んでるなんて・・・僕らしくなかったな。



「さて、仕切り直しだ」

場が落ち着いてきたときを見計らい恭介がもう一度声をかける。


「何をするんだ?筋肉さんこむらがえったか!?」
「いや、やらないから」
「滝行と筋肉さんこむらがった・・・甲乙つけ難い・・・」
「いやいやいや。つける必要ないから。というか滝行はもう選択肢からはずしてよ」
「きゅうきょくの選択だな・・・」
「鈴も悩まなくていいから」

何故かボケの生産スピードが半端ない。
ツッコミをしてることがなんだか誇らしくなってきたよ・・・

「お前らセンスねえなあ・・・」

恭介が呆れたように言う。

「じゃあ、何やるの?」
「こんなに雪が積もってんだぜ?ここは・・・」

雪玉を握った恭介は僕にそれを投げ・・・

「これだろ?」

子供のような笑顔を見せた。



そのあとは5人で入り乱れての雪合戦。
途中真人や真人や真人が筋肉祭りをしているスキに集中的に狙われて雪だるまになってしまったりもしたが、とても白熱した雪合戦だった。
僕はあの4人みたいな身体能力はないけど・・・なかなか健闘したと思う。



「ふう・・・」

溜息をつく僕。
さ、さすがに疲れた・・・少し休憩しよう。

「ふっ・・・、来い!!真人!!」
「食らいやがれ・・・俺の筋肉球・・・略してミートボールを!!」

謙吾と真人は雪合戦でも勝負をしているようだ。
真人はいろいろ間違ってるがそこはスルーしておく。
ひたすらツッコむだけじゃない・・・それがツッコミ道。

「うおおおおおおりゃあああああああああ!!」
「ふん」

真人の渾身のミートボールを謙吾は軽々と竹刀で一刀両断する。
何球投げても雪球は謙吾に届くことはなかった。
というかいつの間に竹刀持ってきたの・・・?

「ふっ、どうだ?・・・俺のリトルバスターズジャンバーは!!」
「ええええええ!?ジャンバー関係なくない!?」
「ふん。降参するなら今のうちだぜ・・・」
「いや、それ真人のセリフじゃないから」

謙吾は余裕綽々で真人の雪球を待ち受けている。
一方真人は・・・


「くっ・・・地球のみんな・・・俺に筋肉を分けてくれ!!」

ヤバ目のネタを使っていた!!
というかどうやって分けるんだ・・・
などとくだらないことを考えていると・・・


「キターーーーーーー!!」
「え!?分けてもらったの!?筋肉!?」

真人は雪玉を手に、高らかに宣言する。


「・・・食らえ!!パワーアップした筋肉球・・・略して・・・硬いミートボールを!!」

致命的にネーミングセンスがない。
というか硬いミートボールじゃミートボールとしてパワーダウンしているような気がする・・・


「おりゃああああああああ!!」
「む!?」

真人は硬いミートボールを思い切り投げた。
物凄い勢いで硬いミートボールが謙吾へと向かう!!
危険を感じたのか謙吾がそれをかわす。

どぐしゃああ!!

すごい音がした・・・
恐る恐る、球の飛んだ先を見てみると・・・コンクリートにヒビが入っていた。
どんだけ筋肉あるんだ・・・ 

「ちっ、次はオギオギにしてやるぜ・・・」
「それは是非ともみてみたいね・・・」

相変わらず真人はすごいなあ・・・いろんな意味で。
呆れながら視線を違う方向に向ける。
そこには・・・



「うにゃにゃにゃにゃにゃー!!」
「そんなにお兄ちゃんと風呂に入りたいのかい?球筋に出てるぜ」

勢いよくライジングニャットスノーボール(恭介命名)を投げまくる鈴と、
それを涼しい顔でかわし続ける恭介がいた。

・・・どれだけハイスペックなんだ・・・この4人。
はあ・・・見ているだけで疲れそうだ・・・
そうしてぼんやりしていると



「理樹くん~」

聞き覚えのある声に名前を呼ばれた。
振り返るとリトルバスターズのみんながいた。

「あれ、小毬さん。それにみんなも・・・どうしたの?」
「ああ、恭介氏に呼び出されてな」

そういって来ヶ谷さんは携帯のディスプレイを僕に見せた。
そこに書かれていたのは・・・



from 恭介氏

スグに庭に集合してもいいぞ!!べ、別に期待なんかしてないんだからね!!


・・・ツンデレ?



「そう言われると、何が何でもきたくなるのですっ!!」
「期待されないことをやってのけるのが、はるちんの真骨頂なのデスヨ!!」
「まんまと術中にはまってますよ?」

こんなメールで全員集まるとは・・・
みんな本当に付き合いがいい。

「馬鹿はみんなでするほうがたのしいだろう?」
「まあ、確かにそうだね」

来ヶ谷さんは楽しそうに笑う。
こういうところは恭介ににていると思う。
そこで僕はとあるものに気づく。

「あ」
「ん?どうした理樹くっ・・・!!」

来ヶ谷さんの後頭部に雪玉が直撃していた。
雪玉の軌道の先には恭介の姿。
・・・なんていうことを・・・


「・・・恭介氏?説明願いたい」
「馬鹿はするほうがいいんだろ?」

キラキラと輝いている恭介。
それとは対照的にどす黒いオーラを纏う来ヶ谷さん。

「私の足の速さをしらないわけじゃあるまい?」
「雪の中でも同じことが言えるかな?それに逃げる気なんてサラサラないぜ」
「・・・極刑」

そういって、超スピードで恭介に接近する来ヶ谷さん。
2人の間で物凄い勢いで雪玉が飛び交っている・・・
っていうかすごい嬉々としてるな恭介・・・

「ほわあ!!ハイレベルすぎて混ざれないよ~!!」
「行けー!!姉御ー!!恭介君の牙城を破れー!!」
「わふー!!ふたりともすごいのですっ!!」
「・・・くちゃくちゃ疲れた・・・」
「あ、おかえり鈴」

鈴もどうやら戻ってきたようだ。
恭介と来ヶ谷さんの攻防にみんなが歓声を上げる。
確かに見ごたえ満点の対決だ。

「・・・ところであの2人は何をしているんですか?」

西園さんが指さす方に視線を送る。
確かそこは真人と謙吾が雪合戦をしていたはず・・・


「はーはっはっは!!どうだ!?ジャストミートだ!!」
「甘いぜ!!いい当たりだったが、今のはショート正面だ!!」

競技がかわっていた!!
雪玉と竹刀で野球をする必要性を感じないんだけど・・・
そんなことを考えていると・・・

「ぶっ」

僕の後頭部に雪玉が直撃する。
振り返ると来ヶ谷さんと闘いながら、恭介が僕に雪玉を投げつけていた。

「なにボーっとしてんだよ!?みんなで雪合戦しようぜ!!」
「他所見をする余裕があるのか!?恭介氏!!」
「甘いぜ!!雪合戦のキャリアが違うっての!!」
「くっ・・・」

さすがの来ヶ谷さんも恭介相手では分が悪いらしい。
というか、恭介がやられたところなんてほとんど見たことないような・・・
何か無性に恭介のやられたところが見たくなってきた・・・


「わかったよ。恭介」
「さすが理樹。話が・・・ってなんで来ヶ谷とチーム組んでんだよ!?」
「いや、たまには恭介のやられたところみたいなー・・・なんて」

それを聞いたみんなが反応する。
続々とみんなが僕の側に集まってきた。

「確かに・・・それは見てみたいぜ」
「あいうぉんとるっくとぅー!!」
「直枝×棗・・・いえ、むしろ恭介さん総受け・・・ぽ」
「心配するな。骨は拾ってやる」
「地獄に落としてやろう・・・」
「うむ、形勢逆転だな」
「ふぇええええ~。恭介さんが可哀そうだよ~」
「じゃあこまりんは恭介君チームだね!!」
「ほわあああああああああ!?」

そういって葉留佳さんが小毬さんを恭介の所に連れていく。
なんて哀れな・・・

「チーム分け完了だね」
「まてまて!!チームってのは5対5とかじゃないと駄目だろ!!」
「なんでやねん」
「ツッコむとこじゃねええええええええ!!」

恭介の叫びを無視して僕たちは雪玉を作る。
小毬さんには悪いけど・・・ここは譲れない。

「ようし!!私頑張るよっ!!」
「お前はいい奴だな・・・小毬・・・」

やる気満々な小毬さん。
それに対して恭介はすでに悟りを開いたような顔をしている・・・

「よし!!バトルスタートだ!!」

僕の声を合図に大量の雪玉が恭介に降り注いだ。


_______________________
中編です。どうだったでしょう? 


10人だすとどうしても長くなってしまいますね。

というかこのジャンルはなんなんだろう。・・・ほのぼのコメディ?
統一性がないにもほどがある・・・

一言でも感想いただけると嬉しいです!!


今回の未収録シーン

「こんなに雪が積もってんだぜ?・・・ここは・・・」

そういって恭介は僕に雪玉をなげる。



「青春さ!!」

「いやいやいや」

・・・スイマセン
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とても楽しかったです!!
コメント失礼します。
前回に続きノリと雰囲気が最高です。
みんなの言動が面白可愛すぎます!!
そしてなによりも理樹君、ツッコミ道とかどこに行くつもりですか?w

後編も楽しみにさせて頂きます!
ここてつ URL 2007/10/02(Tue)18:01: 編集
Re:とても楽しかったです!!
コメントありがとうございます!!
そう言ってもらえると大きな励みになります!!

今回は少し理樹を暴走気味にしてみました~。
こんな理樹もありかな~とか思ったり・・・
ツッコミを極めるために、さすらう理樹とかどうでしょう(おい)

駄文ですが、後編もぜひ読んでください!!
【2007/10/02 22:56】
とても楽しめました~♪
これは良い理樹w
突っ込みを入れるばかりが理樹だと思ったら大間違いだぜ! ということですね!

ツンデレ恭介に吹いた矢先、姉御に雪玉でまたもや吹き出すこのテンポのよさ!
ちょっ、恭介怖いもの知らず!!?

なんか雪玉フルボッコフラグの立っちゃった恭介と小毬の二人に哀憐を感じつつも、後編楽しみにしてますー。
REI URL 2007/10/04(Thu)10:58: 編集
Re:とても楽しめました~♪
コメントありがとうございます!!
理樹はツッコミを極めるために日々さすらっているのです・・・

恭介って書き手にとってすげーいいキャラですよね。馬鹿やらせても、凄いことやらせても「まあ恭介だし」で許してもらえるという・・・シリアスとギャグの万能キャラ・・・自分はめちゃくちゃお世話になってます・・・。

雪玉フルボッコを2人は回避できるのか!!
後編をごらんください~。
【2007/10/05 03:49】
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