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L

とても悲しい光景が広がっていた。

少年は少女の手を引いて、背中を向けた。
二人の肩は震えている。きっと泣いているんだろう。

寂しさは、いつも暖かさの隣にある。
暖かかったからこそ、彼らは今寂しいんだ。悲しいんだ。
そして彼らはこれから先もずっと寂しさと戦っていくんだ。たった二人で。

それが、彼が望んだことだったから。
でも……

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自分で言うのも何だが、昔から私には大抵のことはできた。

勉学を始め、スポーツ、芸術など・・・

苦手と思える物はまずなかった。

だが・・・いくら理解しようと思ってもできないモノがあった。

・・・それが感情。

私がそれを理解しようとしている様は、まるでロボットが自分を人間だと勘違いしているようで・・・自嘲めいた笑いさえも浮かんだ。

その時の私は・・・私にはこんな笑いしかできないのだろうか?

欠陥人間の私には感情のまま笑うことなどできない事なのだろうか?

そんなことを考えていた気がする。

俺達は同じ日常を繰り返す・・・

これが何度目かすらもうわからない

たったひとつ

理樹と鈴を助ける。

その目標のために。 



そうして何度も繰り返す日常の中で、思い出す歌がある。

タイトルは・・・忘れた。

俺は馬鹿だからな。


「ん?」

目覚めるとそこは見慣れない場所だった。しかしすぐ横にいる馬鹿をあたしはよく知っている。

「きょーすけ・・・?」
「目が覚めたか、鈴?」

白い霧につつまれたおぼろげな世界。
なぜあたしはこんなところにいるんだろう?考えても答えはでてきそうもない。

「おい、きょーすけ。ここはどこだ」
「俺に聞くなよ。大体お前が寝ぼけて「お兄ちゃん!一緒に来て!!」とか言って俺を連れてきたんだろ」
「んなこと言うか!!馬鹿兄貴!!」

それを聞いた恭介は子供のように笑う。
いつものような馬鹿なやりとり。なのに何故かとても久し振りな気がする。

「ははっ、まあ元気そうじゃないか、鈴」
「?馬鹿か?何をいまさら言ってるんだ?」

それを聞いて恭介はまた笑う。さっきとは違う・・・どこか寂しげな笑みだ。

「まあ、お前には理樹がいるからな。それに真人、謙吾、リトルバスターズのみんなもいる・・・」
「??急に何言ってるんだお前?」
「お前は一人じゃない。もう俺がいなくても大丈夫だろ?」

恭介は笑いながら言う。いつもとは違うその様子に急に不安が押し寄せてくる。

「きょーすけ・・・?」

恭介はそれには答えず、あたしに背中をむけ・・・

「じゃあな、幸せになれ」




唐突に私の目の前から消えた





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