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願いもしなかった
あの時・・・俺は2人の幸せのみを願い
そしてそれ以外の大切な全てを踏みにじる決意をした
良い悪いじゃない
全てを犠牲にしてあの2人を助ける
それが俺の選んだ道だった
なのに
ここには理樹がいて鈴がいて
真人も謙吾も小毬も来ヶ谷も三枝も能美も西園も・・・俺もいる
あいつらは俺の大切を全て取り戻した
俺が願いもしなかった未来を掴み取った
本当に・・・よくやってくれた・・・理樹
そして・・・鈴
あの時・・・俺は2人の幸せのみを願い
そしてそれ以外の大切な全てを踏みにじる決意をした
良い悪いじゃない
全てを犠牲にしてあの2人を助ける
それが俺の選んだ道だった
なのに
ここには理樹がいて鈴がいて
真人も謙吾も小毬も来ヶ谷も三枝も能美も西園も・・・俺もいる
あいつらは俺の大切を全て取り戻した
俺が願いもしなかった未来を掴み取った
本当に・・・よくやってくれた・・・理樹
そして・・・鈴
ーーーーーー同じ高みへーーーーーーー
「何だ?結局俺の独り勝ちかよ。お前ら情けねえなぁ!!」
修学旅行でやってきた海
そこで俺はリトルバスターズのみんなに向かって言い放つ。
「っていうか、恭介!病み上がりなのになんでそんな元気なの!?」
「うう・・・強すぎるよ~」
「まさかおねーさんが完敗とは・・・」
「不覚だぁ・・・」
「だめだめワンコです・・・」
「はるちんが負けるなんて・・・これは天災の予兆なのか!?」
「え、天才?・・・ありがとよ」
「こいつ馬鹿だ!!」
「ある意味天才ですね」
相変わらずの馬鹿騒ぎ
本当に変わらない
見慣れた・・・大切な光景だ。
「んじゃ、事前に言ってあった通り、罰ゲームとして片付けよろしくな」
ブーブーいいながらも片付けを始める一同
日はもう沈み始めている。
「ん?」
自分の体の異変に気づく。
体が重いし、足も痛い、呼吸も荒いままだ。
病み上がりにちょっとはしゃぎすぎたか・・・
そう思いながら(反省はしないが)海岸に座る。
「はは、こりゃあ明日は筋肉痛確定だな・・・」
痛い、疲れた、苦しい。
全部生きてるってことだ。
今はそれでさえ、嬉しく感じられる。
「恭介、片付け大体終わったよ」
「お、御苦労さん」
「このあとは?」
「ん、とりあえず旅館に移動だな」
わかった。と理樹は答えた。
とはいえ、少し疲れたな。運転する前に少し休みたい。
そういえば100円の自販機があったな・・・
俺はポケットから1000円札を取り出す。
「ほら、これでみんなにジュースでも買ってやれ」
「え、でも・・・」
「なに、片付けの礼だ、気にするな」
「うん、ありがとう。恭介」
さらば野口・・・
しかし理樹も相変わらずだな・・・
強くなってもああいう所は全然変わんないのな。
「全く、可愛い奴だ」
西園にでも聞かれたら物凄い勘違いをされそうだ。
幸い周りには誰もいない。
日はいよいよ沈もうとしていた。
空には赤のグラデーションがかかり、
海は夕日をあびて輝きを強めている。
「綺麗だ・・・」
海をぼーっと見ながらつぶやく。
「何いってんだ、お前?キャラ違うぞ」
鈴が後ろに立っていた。
その手には二本のジュース。
「どうした、鈴?」
「別に、ただ100円余ったからお前の分も買ってきてやっただけだ。感謝しろ」
「お、サンキュー」
缶を受取りながら礼を言う。
「みんなの所に戻らないのか?」
「ああ、もう少し海を見てから行くさ」
すると鈴は俺の隣に座ってジュースを飲みだした。
俺も自分のに口をつける。
こうやって鈴と二人きりってのも事故以来、久し振りだ。
「・・・体の具合はどうだ?」
鈴が聞いてきた。
どうやら俺は心配されているらしい。
思わずジュースを吹きそうになる。
「な、なんだ!!お前!?何笑ってるんだ!?せっかく人がしんーーーーー剣白羽取り」
「はは、すまんすまん。まさか鈴から心配される立場になるとはな。と思ってな」
「・・・心配なんかしてない・・・」
俺も落ちたものだな。
鈴は照れ臭そうにしていたが、しばらくすると少し寂しげな顔になり
「あたしは・・・恭介にずっと守られてきたんだな・・・」
と呟いた。
・・・・
「今回のことでそれがわかった。あたしはずっと恭介に頼りっきりだった・・・。でもそれじゃあもう・・・駄目なんだ」
今回のことというのは、事故、そしてあの世界でのことだろう。
鈴には曖昧な記憶しか残ってないだろうが・・・感じるところがあったということか。
それだけでも大きな成長だ。
「それで・・・これからはひとりでも生きていけるってことか?」
だが俺はあえて意地悪な質問をしてやる。
さて・・・どんな反応をみせるのか・・・。
「無理だ」
きっぱりと答えた。
「一人でいきていくなんて無理だ。そんな強さは・・・あたしはいらない」
その眼に迷いはない。
「誰かと・・・みんなといるから、あたしは強くいられるんだ」
なんだ
わかってるじゃないか・・・
それを聞いて俺は立ちあがる・・・が足がもつれてふらついてしまう。
鈴はそんな俺の体を支え、
「だから、これからは、あたしも恭介を支える。理樹を支える。みんなを支える」
そう言った。
「それじゃ・・・駄目なのか?」
「ぶっ・・・」
俺は今度こそジュースを吹く
「ははははははははははははははははは!!」
「お前・・・さっきから失礼だぞ・・・」
人は依存というかもしれない。
ひとりではいきられないと言うかもしれない。
いいじゃないか。
人は支えあえるものだ。
助けあえるものだ。
そう、人はひとりじゃ生きていけない。
だから支えあうんだ。
助けあうんだ。
「はは、すまんすまん・・・」
それは弱さなんかじゃない。
立派な・・・強さだ。
随分と・・・強くなったな・・・
「いや、それにしても・・・はははっ」
「う~~~~~」
鈴は赤くなっている。
いまさら恥ずかしくなったのか?
何だ。まだまだだな・・・
「よし、そろそろ行くか」
「・・・」
鈴はまだむくれている。
そんな鈴の頭をぽんぽんと撫でた後、俺たちはみんなの所へと向かう。
「も~!!恭介くん!!おっそい!!」
「あ、真人君、恭介さん来たよ~」
「へ・・・ちょっと待ってくれよ。あと432回でキリがいいんだ」
「何ぃ?負けてられるか!!」
「暑苦しさが二倍になったな」
「・・・というか全くキリがよくありません」
「わふ~!!ろんぐまっするたいむなのです!!」
「恭介、何かいいことあった?」
理樹がそんなことをきいてくる。
「そうだな・・・」
俺はちらりと鈴を見て
「思ったよりも子猫が成長してたんだよ」
と言った。
「?」
わけがわからないという鈴の顔
俺は思う。
お前はまだまだ強くなれる。
もっともっと登ってこい。
同じ高みまで。
この子猫とリトルバスターズに幸あれ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は恭介を主役にしてみました。
恭介は一番好きなキャラなんですけどそれだけに表現するのが難しい・・・
最後のは・・・すいません。なんかあの2人って似てるところあるんで・・・
感想いただけると嬉しいです!!
「何だ?結局俺の独り勝ちかよ。お前ら情けねえなぁ!!」
修学旅行でやってきた海
そこで俺はリトルバスターズのみんなに向かって言い放つ。
「っていうか、恭介!病み上がりなのになんでそんな元気なの!?」
「うう・・・強すぎるよ~」
「まさかおねーさんが完敗とは・・・」
「不覚だぁ・・・」
「だめだめワンコです・・・」
「はるちんが負けるなんて・・・これは天災の予兆なのか!?」
「え、天才?・・・ありがとよ」
「こいつ馬鹿だ!!」
「ある意味天才ですね」
相変わらずの馬鹿騒ぎ
本当に変わらない
見慣れた・・・大切な光景だ。
「んじゃ、事前に言ってあった通り、罰ゲームとして片付けよろしくな」
ブーブーいいながらも片付けを始める一同
日はもう沈み始めている。
「ん?」
自分の体の異変に気づく。
体が重いし、足も痛い、呼吸も荒いままだ。
病み上がりにちょっとはしゃぎすぎたか・・・
そう思いながら(反省はしないが)海岸に座る。
「はは、こりゃあ明日は筋肉痛確定だな・・・」
痛い、疲れた、苦しい。
全部生きてるってことだ。
今はそれでさえ、嬉しく感じられる。
「恭介、片付け大体終わったよ」
「お、御苦労さん」
「このあとは?」
「ん、とりあえず旅館に移動だな」
わかった。と理樹は答えた。
とはいえ、少し疲れたな。運転する前に少し休みたい。
そういえば100円の自販機があったな・・・
俺はポケットから1000円札を取り出す。
「ほら、これでみんなにジュースでも買ってやれ」
「え、でも・・・」
「なに、片付けの礼だ、気にするな」
「うん、ありがとう。恭介」
さらば野口・・・
しかし理樹も相変わらずだな・・・
強くなってもああいう所は全然変わんないのな。
「全く、可愛い奴だ」
西園にでも聞かれたら物凄い勘違いをされそうだ。
幸い周りには誰もいない。
日はいよいよ沈もうとしていた。
空には赤のグラデーションがかかり、
海は夕日をあびて輝きを強めている。
「綺麗だ・・・」
海をぼーっと見ながらつぶやく。
「何いってんだ、お前?キャラ違うぞ」
鈴が後ろに立っていた。
その手には二本のジュース。
「どうした、鈴?」
「別に、ただ100円余ったからお前の分も買ってきてやっただけだ。感謝しろ」
「お、サンキュー」
缶を受取りながら礼を言う。
「みんなの所に戻らないのか?」
「ああ、もう少し海を見てから行くさ」
すると鈴は俺の隣に座ってジュースを飲みだした。
俺も自分のに口をつける。
こうやって鈴と二人きりってのも事故以来、久し振りだ。
「・・・体の具合はどうだ?」
鈴が聞いてきた。
どうやら俺は心配されているらしい。
思わずジュースを吹きそうになる。
「な、なんだ!!お前!?何笑ってるんだ!?せっかく人がしんーーーーー剣白羽取り」
「はは、すまんすまん。まさか鈴から心配される立場になるとはな。と思ってな」
「・・・心配なんかしてない・・・」
俺も落ちたものだな。
鈴は照れ臭そうにしていたが、しばらくすると少し寂しげな顔になり
「あたしは・・・恭介にずっと守られてきたんだな・・・」
と呟いた。
・・・・
「今回のことでそれがわかった。あたしはずっと恭介に頼りっきりだった・・・。でもそれじゃあもう・・・駄目なんだ」
今回のことというのは、事故、そしてあの世界でのことだろう。
鈴には曖昧な記憶しか残ってないだろうが・・・感じるところがあったということか。
それだけでも大きな成長だ。
「それで・・・これからはひとりでも生きていけるってことか?」
だが俺はあえて意地悪な質問をしてやる。
さて・・・どんな反応をみせるのか・・・。
「無理だ」
きっぱりと答えた。
「一人でいきていくなんて無理だ。そんな強さは・・・あたしはいらない」
その眼に迷いはない。
「誰かと・・・みんなといるから、あたしは強くいられるんだ」
なんだ
わかってるじゃないか・・・
それを聞いて俺は立ちあがる・・・が足がもつれてふらついてしまう。
鈴はそんな俺の体を支え、
「だから、これからは、あたしも恭介を支える。理樹を支える。みんなを支える」
そう言った。
「それじゃ・・・駄目なのか?」
「ぶっ・・・」
俺は今度こそジュースを吹く
「ははははははははははははははははは!!」
「お前・・・さっきから失礼だぞ・・・」
人は依存というかもしれない。
ひとりではいきられないと言うかもしれない。
いいじゃないか。
人は支えあえるものだ。
助けあえるものだ。
そう、人はひとりじゃ生きていけない。
だから支えあうんだ。
助けあうんだ。
「はは、すまんすまん・・・」
それは弱さなんかじゃない。
立派な・・・強さだ。
随分と・・・強くなったな・・・
「いや、それにしても・・・はははっ」
「う~~~~~」
鈴は赤くなっている。
いまさら恥ずかしくなったのか?
何だ。まだまだだな・・・
「よし、そろそろ行くか」
「・・・」
鈴はまだむくれている。
そんな鈴の頭をぽんぽんと撫でた後、俺たちはみんなの所へと向かう。
「も~!!恭介くん!!おっそい!!」
「あ、真人君、恭介さん来たよ~」
「へ・・・ちょっと待ってくれよ。あと432回でキリがいいんだ」
「何ぃ?負けてられるか!!」
「暑苦しさが二倍になったな」
「・・・というか全くキリがよくありません」
「わふ~!!ろんぐまっするたいむなのです!!」
「恭介、何かいいことあった?」
理樹がそんなことをきいてくる。
「そうだな・・・」
俺はちらりと鈴を見て
「思ったよりも子猫が成長してたんだよ」
と言った。
「?」
わけがわからないという鈴の顔
俺は思う。
お前はまだまだ強くなれる。
もっともっと登ってこい。
同じ高みまで。
この子猫とリトルバスターズに幸あれ
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今回は恭介を主役にしてみました。
恭介は一番好きなキャラなんですけどそれだけに表現するのが難しい・・・
最後のは・・・すいません。なんかあの2人って似てるところあるんで・・・
感想いただけると嬉しいです!!
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Comment
恭介氏最高!(声優つながり)
これも良いお話ですね~。
妹の成長を嬉しく思う兄の心境が良く出てます。
やはり恭介はリトバス最高のリーダーです。
ふと思った事ですが、声優さんつながりで愛を語らせても様になるだろうなぁと思ったりしました。まとまりない文ですが今回はこれにて。
妹の成長を嬉しく思う兄の心境が良く出てます。
やはり恭介はリトバス最高のリーダーです。
ふと思った事ですが、声優さんつながりで愛を語らせても様になるだろうなぁと思ったりしました。まとまりない文ですが今回はこれにて。
Re:恭介氏最高!(声優つながり)
コメントありがとうございます!!
恭介は本当に最高のリーダーです!!
そして本当に妹思い・・・
そんな恭介が少しでも出せてれば嬉しいです!!
確かにそれも面白いかもですね・・・お前は今笑えているか?・・・卑屈になってないか?
恭介に言わせるとまた絵になりそうだ・・・
またぜひ感想ください!!
恭介は本当に最高のリーダーです!!
そして本当に妹思い・・・
そんな恭介が少しでも出せてれば嬉しいです!!
確かにそれも面白いかもですね・・・お前は今笑えているか?・・・卑屈になってないか?
恭介に言わせるとまた絵になりそうだ・・・
またぜひ感想ください!!
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