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海に来ていた。

私達で

リトルバスターズで

もう二度と揃うこともないと思ったこのメンバーで・・・



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私にとって

世界は眩し過ぎた

そこにあるものを直視することもできなかった

そこは自分の居場所ではないはずだった

だから私には

日傘が必要だった




「ん?」

目覚めるとそこは見慣れない場所だった。しかしすぐ横にいる馬鹿をあたしはよく知っている。

「きょーすけ・・・?」
「目が覚めたか、鈴?」

白い霧につつまれたおぼろげな世界。
なぜあたしはこんなところにいるんだろう?考えても答えはでてきそうもない。

「おい、きょーすけ。ここはどこだ」
「俺に聞くなよ。大体お前が寝ぼけて「お兄ちゃん!一緒に来て!!」とか言って俺を連れてきたんだろ」
「んなこと言うか!!馬鹿兄貴!!」

それを聞いた恭介は子供のように笑う。
いつものような馬鹿なやりとり。なのに何故かとても久し振りな気がする。

「ははっ、まあ元気そうじゃないか、鈴」
「?馬鹿か?何をいまさら言ってるんだ?」

それを聞いて恭介はまた笑う。さっきとは違う・・・どこか寂しげな笑みだ。

「まあ、お前には理樹がいるからな。それに真人、謙吾、リトルバスターズのみんなもいる・・・」
「??急に何言ってるんだお前?」
「お前は一人じゃない。もう俺がいなくても大丈夫だろ?」

恭介は笑いながら言う。いつもとは違うその様子に急に不安が押し寄せてくる。

「きょーすけ・・・?」

恭介はそれには答えず、あたしに背中をむけ・・・

「じゃあな、幸せになれ」




唐突に私の目の前から消えた





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